社会保険労務士は難易度が高くても志望する価値がある資格

2014年(平成26年)度第46回社会保険労務士試験は、近年では少し珍しいくらいの甘い難易度に終わりました。
合格率は9.3%。たったの数%の差でしかありませんが、ここまでの合格率になったのがしばらくぶりであることは間違いありません。

2014年度の救済の、意外な結果

合格発表までの間は、「今年2014年度は、救済は原則としてなしだろう」という予測が各方面から相次いで寄せられていました。しかし択一式問題で「労働および社会保険に関する一般常識」に、選択式問題で「健康保険法」と「雇用保険法」にそれぞれ救済が行われ、結果としてここまでの低めの難易度になったというしだいです。

この結果には、その前年度「2013年度/第45回/社会保険労務士試験」の合格率は5.4%と、低調に終わったことの影響は無視できません。反動だったとみなすことはとても自然な考え方です。もっともそれだけで片づけてはいけませんが、この変化を思うと、「2015年度/第47回/社会保険労務士試験」の合格率は、ある程度低めに設定されることは覚悟しておかないといけないでしょう。2014年度に合格できなかった志望者にとっては、再挑戦はなかなか険しい道のりが待ち受けていそうです。

実際に2014年度の試験問題を科目ごとに覗いても、難易度が低くて正解を出しやすい問題が圧倒的多数を占めていたことは認めざるを得ません。2014年度の社会保険労務士受験者、そして合格者は、難易度が控えめな時に受けられてなかなかラッキーだったといえます。