社会保険労務士は難易度が高くても志望する価値がある資格

社会保険労務士の難易度は、試験だけではありません。
社会保険労務士はとても伸びしろがある職業ですが、試験に受かって名簿に登録して資格が手に入ったら、誰でも共通して、仕事をもらえるでしょうか? 残念ですがそこまでの保証はありません。
社会保険労務士としてのデビュー後に、(就職や独立等)安定や成功をつかむまでの難易度もあるのです。

社会保険労務士の就職先はすぐに見つかる?

社会保険労務士として真価を発揮するには、1.企業の総務・人事の部署に就職して働く(勤務型社会保険労務士) 2.事務所を設置して開業する(独立型社会保険労務士)のいずれかになります。

勤務型の社会保険労務士になる場合、実は必ずしも社会保険労務士として登録をする必要があるとは限りません。
登録をすると年会費等が必要ですし、試験に受かったことを証明するだけでも(企業が認めれば)仕事はできます。
ただし、問題はうまく社会保険労務士としての就職・転職ができるかどうかです。
すぐに希望通りの就職先が見つからないこともありますから時間をかけて、数ヶ月、ときには1年以上の長期戦になることも念頭に置いて、就職・転職活動を(社会保険労務士合格の事実を掲げて)すべきでしょう(ただし、これは社会保険労務士以外のどんな就職や転職においても同じことですね)。
ちなみに、会社員であるわけですから、多くの場合収入や待遇が前職より大きく飛躍することはあまり望めません。

社会保険労務士の独立は、じゅうぶんチャンスあり(ただしハード)

それでは、もっと大規模な飛躍が望めそうな独立・開業型の場合はどうでしょうか。
これはある意味でハイリスクハイリターンですね。
(数年越しで)年収を前職より増やしている人はたくさんいますからチャンスがあることは間違いないですが……

社会保険労務士の仕事で大事なことは、顧問をする企業をできるだけ多く開拓することですが、毎年どんどん合格者が出ていますし、これからもそれが続きます…… 地域差等もありますが、場合によってはもう「他の社会保険労務士たちにおさえられていて、開拓すべき企業が残っていない」というケースもあり得ます。
いきなり無計画に開業するよりも、社会保険労務士として就職をして準備をしながら、機会を見極めている人も増えているようです。

社会保険労務士が独立までのプランをうまく立てるには

資金の問題等もありますから、どこかに就職しながら社会保険労務士としての開業準備をすることも可能です。
大きめの社会保険労務士事務所や、コンサルティング会社に勤務している人たちの中にも、独立のきっかけを逃してしまうケースは多いようで、独立・開業にはできれば綿密なプランがほしいところです(学校や通信講座を使って勉強していると、そういった情報も教えてもらえることがあります。
講師としても社会保険労務士としても優秀な人材が教えてくれるところに行くとよいでしょう)。